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執筆者の写真きむら

建築探訪シカゴ⑥2 Chicago2

更新日:8月7日

歴史が感じられるシカゴの街並みの中に、溶け込むようにライト設計の住宅群が多くあります。

一般公開しているのは、自邸兼スタジオ、ユニティテンプル、ロビー邸、ルッカリービル。それぞれツアーガイドの案内(ルッカリーは1階のみ内覧自由)での内覧が可能です。

自邸、同時代の住宅設計群からロビー邸、ユニティテンプル、そして落水荘へさらにグッゲンハイムへ、自然を常に意識しながらも、装飾的建築から徐々に自然を抽象化したデザイン、そして外部の自然そのものとの関係性へ、また木造から鉄骨造、コンクリート造への構造の多様化の流れが見て取れました。

There are many houses designed by Wright in the historic streets of Chicago.

His own home and studio, Unity Temple, Robie House, and Rookery Building are open to the public. Each can be viewed with a tour guide (only the first floor of the Rookery is open to the public).

Wright's own home, houses designed by his contemporaries, Robie House, Unity Temple, Fallingwater, and the Guggenheim.

Always mindful of nature, Wright's designs gradually shifted from decorative architecture to designs that abstracted nature, and then to a relationship with the natural world itself. We could see the diversification of structural options, from wood to steel frame and concrete.


↓ルッカリービルホール

↓これでもかっ、というくらいのアールデコデザインの中に具体的植物の曲線アールヌーボーの匂いが少し残る

↓ユニティテンプル、具体的な植物は完全に消えてほぼ、植物など有機的なものを直線のみで抽象的なものに置き換えるアールデコへ

↓Beautiful window! モチーフはホリーホックハウスのタチアオイか帝国ホテルの藤の花かまた別の花なのか??

↓照明の天端、電気の線までしっかりデザインに組み込まれてます。

↓オークパークの街並み、ライトのデザインでない住宅群もとてもステキです。

↓必ずと言っていいほど暖炉fire placeがあります。

↓その住宅群中にライトの自邸兼スタジオが。

↓アールヌーボーからアールデコへの流れが感じられますが外の景色を取り込むというよりは、室内に抽象化した自然をデザインする考え方が感じられます

↓スタジオも当然凝ってます。

↓スタジオ天井。徐々に空間の高さ、大きさ、ラインの方向性のコントロールによって、空間を豊かにする考えが生まれてくる流れを感じます


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